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トッド・ヘインズ と トッド・ソロンズ [ 映 画 ]


 第64回ヴェネチア国際映画祭で話題になった
 トッド・ヘインズ監督作、「 I’m not there 」
 ボブ・ディランの伝記映画で、主人公ディラン
 を6人の役者がそれぞれ演じる野心作。との事
 ですが、なんだかもの凄く違和感。毎回、人間
 の見たくないものを見せ、触れられたくない所
 に迫る事を生き甲斐かのように映画を作る人が
 伝記映画なんて・・・しかも相手は ディラン。
 しかも前作のユニークな手法そのままに。納得
 いかない・・どんな映画になんだよ、と記事を
 読み、ひとりで熱くなっていたんですが・・・
 ちがった。文句ついでに、レンタルビデオ屋で
 ボブ・ディラン関連映画よくお見かけするので
 特集でもしようかな と思って調べていたら、ソロンズじゃなくてヘインズ。ヘインズ
 かぁ。映画「 ベルベット・ゴールドマイン 」の監督トッド・ヘインズでした。
 あー はいはい。それなら激しく納得。トッド・ソロンズは、主人公の少女を肌の色や
 年齢、性別さえも異なる 8人の役者を使って撮った変な映画「 おわらない物語 」を
 作った人でした。そっちとウッカリ間違えたようです・・・大変申し訳ございません。
 つ〜かややこしいよ。似たような名前で似たような事すんじゃねぇよ。っていうのが
 本音ですが、そこは一発オトナになって、今回も関連の映画を並べて見ました。私も
 ボブ・ディランについては、うん確かにベンジーにちょっと似てる。くらいしか知ら
 ない世代ですゆえ、この映画を観る前に予習がてら見ておくといいかもしれません。
  >> MSNによるヴェネチア国際映画祭 特集
 この映画は審査員特別賞、主演女優賞( ケイト・ブランシェット ← ディラン役で )

 「 アイデン&ティティ 」 ( 2003 / 日本 )
 みうらじゅん原作。田口トモロヲ初監督作。酷評するの恥ずか
 しいくらい評判いい映画なんですが、私は全く駄目でした・・
 退屈レベルじゃなくて、生理的に・・青春映画は大好きなんで
 すけどねぇ。どこら辺がボブ・ディランかというと、バンドを
 やってる主人公の悩みを助けにやってくる、ロックの神様なる
 ものがボブ・ディラン。う〜ん・・・・駄目・・・

 「 ボブ・ディランの頭のなか 」 ( 2003 / アメリカ )
 ボブ・ディランが自ら脚本を手がけ 主演もした音楽コメディ。
 舞台は近未来。刑務所から釈放されたミュージシャンが、カム
 バックを目指すが、政変の渦に巻き込まれていく... という話。
 ねぇこれ絶対面白くないよね?でも出演者超豪華なんだなぁ...
 しかも、よく行くビデオ屋では今だに前面キープの品。いつも
 気になるけど、いつも借りる気がしない。これを機に行くか...

 「 ノー・ディレクション・ホーム 」 ( 2005 / アメリカ )
 マーティン・スコセッシが迫るボブ・ディランのドキュメンタ
 リー。そういえば、ストーンズのドキュメンタリーも撮ってま
 した。>> こちら。 なんか以外。でもコレ面白そうなんです。
 貴重な映像ばかりという事で、amazonのディラン好きのコメ
 ントは、もちろん良かったという意見ばかりですが、なんだか
 興味湧いてくる内容です。彼の事を知らなくても楽しめそう。
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 「 おわらない物語 - アビバの場合 - 」 ( 2003 / アメリカ )
  ↑ に書いた、主人公のアビバという少女が 場面ごとに役者が
 変わるトッド・ソロンズの映画。こんな事思いつくのも凄いけ
 ど、やってのけてるのも凄い。しかもファンタジックに。この
 主人公の姿形によって、感情が変化しないかどうかを試される
 感覚・・・いつもの事ながら相当悪趣味。毎回精神的ダメージ
 を受け嫌な気分になるのに、なぜか見てしまう・・・


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